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舌下免疫
当院では、スギとハウスダストの舌下免疫療法を行なっております。
5歳から治療ができます。
(火曜日〜土曜日筋野 恵介が担当しております。)治療等詳しく知りたい方は、お気軽に当院までお問い合わせ下さい。
5歳から治療ができます。
(火曜日〜土曜日筋野 恵介が担当しております。)治療等詳しく知りたい方は、お気軽に当院までお問い合わせ下さい。
アレルギーって何?
人の体にウイルス等の病原体が侵入してくると、免疫細胞が抗体というもものを作り、病原体を排除します。 アレルギーが無い場合、免疫細胞の抗体は、人に害を及ぼす病原体にだけ反応します。 アレルギーがある場合、免疫細胞の抗体が人に害が無い、スギ花粉やハウスダスト等にも反応してしまう為、鼻水・くしゃみ・目の痒み等を引き起こしてしまいます。
体の中のアレルギー反応が出る仕組み
- アレルゲン(スギ花粉等の物質)が入ってきます。
- 異物と判断して抗原提示細胞が、抗体を作る様にT2細胞リンパ球に伝えます。
- T2細胞リンパ球が、B細胞リンパ球にアレルゲンの型にあったIgEという抗体を作らせます。
- IgEが、スギ花粉等のアレルゲンを捕まえます。
- 捕まえた物質を処理しなくてはいけないので、肥満細胞がアレルゲンを捕まえたIgEを取り込みます。
- ある程度溜まると、肥満細胞が破裂して処理します。
- この破裂した際に、大量のヒスタミンが出てきます。これが、痒みや発赤を起こす原因です。
アレルゲン免疫療法とは
- 大量のスギ花粉の薬を飲んでもらいます。大量って所が大事です。
- 大量に入ってくると、過剰のアレルギー反応(アナフィラキシーショック等)の副作用を防ごうと体の免疫も動きます。
(もちろん、異物は入ってきているので、上に書いてある「体の中のアレルギー反応が出る仕組み」内の内容も体の中では起こっています。) 制御性T細胞とT1細胞リンパ球が、T2細胞リンパ球に、B細胞リンパ球を刺激しない様に働きかけます。 - 制御性T細胞とT1細胞リンパ球もそれぞれB細胞リンパ球にIgG4やIgA等を作らせます。
- IgG4は、IgEを作っているB細胞リンパ球に働きかけ、IgEを作らせるのをやめさせてIgG4を作らせる様に指示します。
ざっくりと説明しましたが、これにより、アレルギー症状を抑えて行くわけです。
アレルゲン免疫療法を3〜5年続けると、その後、約7年弱、薬を飲まなくても良い期間が出来ます。
この期間を過ぎると効果が落ちて行くので、また、アレルゲン免疫療法を再開します。(ただし、個人差がありますので、治療期間や効果には、差が出ます。)
アレルゲン免疫療法を3〜5年続けると、その後、約7年弱、薬を飲まなくても良い期間が出来ます。
この期間を過ぎると効果が落ちて行くので、また、アレルゲン免疫療法を再開します。(ただし、個人差がありますので、治療期間や効果には、差が出ます。)